2020-05-13から1日間の記事一覧

長谷川英祐『働かないアリに意義がある』

有名な話で、「働きアリにも2割は働かないアリがいる」という話がある。 アリのように繁殖を専門にする個体と労働を専門にする個体からなり、コロニーと呼ばれる集団をつくる生物を「真社会的生物」という。 そういう生物が大好きな人に読んでもらいたい本。…

マーク・ブキャナン『複雑な世界、単純な法則』

オットセイを間引けばメルルーサは増えるか? オットセイが減れば、オットセイが食べているメルルーサは増えるのか、ということを計算してみると、その因果の道筋は実に2億2500万通りを超えるらしい。 その因果の道筋がドミノ倒しのようになったのが地質時代…